宿泊レビュー
出雲神々縁結びの宿 紺屋
2017/4/12~4/13(1泊)
【アクセス】
JR玉造温泉駅から旅館の送迎車で5分ほど。
駅前には多数のタクシーが停まっていたので、送迎車がなくてもタクシーで行けると思います。
玉造温泉駅は松江駅から10分、200円で行ける距離なのですが、電車自体が1時間に1本くらいしかありません!
特急も含めれば3本くらいありますが、特急券は700円。2駅区間に900円はちょっと…
ちなみに、駅からバスでも行けますが、こちらも1時間に1本レベルの運行です。
松江駅自体はそこそこ栄えていて、お土産店やコンビニ、居酒屋、スタバなど時間を潰すのに苦労はしませんが、時刻表を確認してからの行動をおすすめします。
【部屋】
10畳くらいの和室と、窓のところの縁側?というか、椅子がおいてあるところ。トイレと内風呂があって、二人では広すぎるほどの部屋です。4つくらいは布団が敷ける広さですね。
なつかしさを感じるレベルの古き良き和風旅館でした。
ただねー…ほんとに古いw
室内の写真を撮っていないので、撮ろうと思わないほどの部屋だったとご理解ください。
ちょっと畳が焼けて痛んでいたり、全体的に古いな…と。
水回りのリフォームはされているので問題ありませんが、ホテルに慣れていると軽くカルチャーショックを受けてしまう感じです。
室内に冷蔵庫はありますが、旅館専用冷蔵庫です。
(瓶コーラとか入っていて、抜くと清算されるやつです)
隙間に500mlのペットボトルであれば5本くらい入れられると思います。
ちなみに、館内の自動販売機は良心価格です。
ビール350mlが300円、ペットボトルのお茶が150円くらいでした。
(ただし、20時くらいにビールは売り切れていました)
【電気回り、wi-fi】
旅館にwi-fiはありませんw
もちろん有線LANもありません。
普通に電波は届くので困ることはありませんが。
電源は入口付近に1つ、電気ポット用に1つありました。
計4口しかないので、必要であればタップを持っていったほうがいいですね。
【夕食・朝食】
どちらもオーソドックスな旅館の食事といった感じです。
島根らしく、蕎麦やシジミも出ましたが、感動するほど美味しかったかというと…
まぁ、こんなもんかな、という感想です。
チェックイン時に夕食の時間の希望を聞かれ、夕食会場での食事になります。
昔はお膳で座布団に座ったのでしょうが、畳の上にテーブルが置かれている状態でした。座りやすいのですが、畳の上にデーブルと椅子かー…と微妙になりました。
【温泉】
男女ごとの大浴場と、日替わりの中浴場があります。
どっちのお風呂にも露店風呂がありました。
泉質表示は見当たりませんでしたが、肌がツルツルになるような感じがします。
時間帯がよかったのか、激混みということもなく、のびのびとお湯に浸かることができました。
脱衣所にはアメニティが一通り揃っていたので、こだわりがなければ着替えだけ持っていけばOKです。
【周辺】
周辺は玉造温泉街です。
どんなお店があるかは、公式サイトかガイドブックを見てもらうのがいいかと思います。
全体的には、町興し頑張ってるなー、って感じです。
観光スポットがあったり、お土産の店があったり、スイーツの店があったり、と街歩きするのも楽しいと思います。
なお、周辺にコンビニはありません。
駅にもありません。
(駅を挟んで温泉街の反対側にはあるようです)
さらに小売店的なお店もありません。
ちょっとした飲み物やお菓子、タバコなどは手に入れるのが難しいので、あらかじめ買っておいたほうが無難です。
【雑感】
「縁結び」を前面に押していたり、巫女さんの衣装を貸し出していたりしたので、客層は若めの女性かと思いきや、年配のご夫婦が多かったです。
家族連れもいなかったですね。子供の姿も見ませんでした。
温泉だし、ホテルよりも割高ですから、家族では来ないのかもしれません。
(平日なこともあるとは思いますが)
自分が子供のころに家族旅行で泊った旅館を思い出すような、昭和ノスタルジックな気分を味わえます。
ちょうど桜が満開だったので、とても綺麗でした。
【オススメ度: 3】
期待値が高かっただけに、ちょっと残念。
ツアー会社からの予約ではなく、楽天トラベルとかで申し込みをすると、また違うのかもしれません。
玉造温泉自体はまた来たいと思いますが、この旅館をリピートする理由は特にないかなー、といったところです。