出雲旅行 2日目前半
本日はメインイベント、出雲大社です。
玉造温泉から出雲大社に行くバスもあったんですが、空港経由のせいか朝が早い!
そこまで早く行く必要もないので、ローカル線でゆっくりと行くことに決定。
朝風呂に入り、朝食を食べたら旅館の車で駅に送ってもらいました。
1時間に1本の電車なので、余裕をもって駅へ行ったほうがいいですね。
…駅に行ってもなんもないので暇ではあるんですが。
出雲駅に到着し、まずは荷物をコインロッカーへ。
駅の中ではないのですが、すぐ近くにコインロッカーがありました。両替機もあって、なかなか便利です。
バス乗り場に行くと、案内の人が乗るべきバスを教えてくれます。
知らない土地のバスって凄く難しいし、うっかり間違いそうで怖いですよねー。
安心サービスがとても有難いです。
バスに揺られて辿り着いたのは、出雲大社の鳥居前!
もっと手間にもバス停があるんですが、一気に真ん前まで行っちゃいました。
何故かというと、近くにある御朱印帳専門店に行きたいからです。
今まで御朱印を頂いたことはなかったけど、これを機に集めてみようかな~、と。
行ったお店はこちら。
御朱印帳のほかに、御朱印帳カバーや袋(巾着的な)、判子なんかがありました。
出雲大社周辺で頂ける御朱印MAPもあったので、御朱印帳は既に持っていても立ち寄ってみるといいかも。
ちなみに私は「八雲」というデザインが気に入ったんですが、サイズが「小(B6)」しかない。
大は小を兼ねるので「大(A5)」がいいんだよな~、としばらく悩んでいるうちに友達は違う店に行っていました(笑)
ごめんね、長々と悩んで。
なんとか1冊を決め、その後は参道前のお店を冷やかします。
どんなお店があるか書かれた地図があるので、あらかじめチェックしていました。
本格的な買い物は出雲大社にお参りしたあとだけど、どういうものが売っているのか、お土産はどうするか、なんて話しながら散策です。
同じ商品が複数の店に売っているので、どっかで買い逃してもなんとかなる感じなのが助かります。
お昼ご飯は出雲そばにする予定なものの、お店はきちんと選んでいませんでした。
なので、お店を探しつつ「お宮通り」と「神迎通り」を歩いてみることに。
そして、ここでもマップの罠にかかる…
街歩きマップの縮尺が違うぅぅっぅ!!
出雲大社の鳥居からまっすぐ伸びている「神門通り」にいろいろなお店があるんですが、こちらは詳細に書かれています。
この縮尺で「お宮通り」と「神迎通り」のほうへ行ってみたら全く違う…めっちゃ遠かった!!
しかも住宅地のような感じで、取り立てて何もないんだよね……
歩き疲れつつ、なんとか決めたお蕎麦屋さんでお昼ご飯。
蕎麦がすっごく美味しかったです!
しっかりコシがあって食べ応え抜群。
昨夜の旅館で食べた蕎麦がイマイチだっただけに、蕎麦の美味しさに大満足です。
(天ぷら付きでけっこういいお値段になったのは観光地だから諦め)
この後、私たちは「出雲大社八足門内参拝ツアー」に参加します。
博物館と出雲大社の解説、八足門の中へ参拝することができるツアーです。
せっかく行くんなら、通常は入れない八足門の中に入ってみたいよね、と。
博物館は出雲大社の横というか裏にあるんですが、これもまたけっこう歩く。
広い敷地にある博物館は新しいらしく、とても綺麗で近代的でした。
この看板の色は製鉄の赤色らしいですよ。
平日だし、特に旅行の季節ではないものの、ツアー参加者は20人くらいいました。
10人1組にガイドさん1人で博物館の中を案内してもらいます。
時間が決められているので駆け足だったのが、すごくもったいない!
それぐらい充実した展示があったので、ゆっくり見て回りたかったなー……とても心残りです。
あと、博物館ガイドの方はボランティアなのかな……
私たちのグループの担当の方は声が小さめで、あんまりよく聞こえませんでした。
こればっかりは当たり外れがありますねー。
博物館を案内してもらったら、出雲大社ガイドの人にバトンダッチ。
こちらは一畑トラベルの人っぽかったです。
全員まとめて出雲大社に移動してきます。
ガイドの人いわく、いつの間には増殖していたウサギたち。
昔はこんなに居なかったそうですよ。
参拝の仕方や、各所の説明などを聞きながら、八足門前まで進んでいきます。
途中、手水舎があったのですが、特に説明がなく進んでいったんですよね。
そしたら、参加者の一部の人がザワザワして勝手に離脱していきました……
手を洗わないの? と疑問を持つのは分かるけど、勝手に居なくなるのはどうなんでしょうか。気になるならガイドの人に一言聞けばいいのに。
なお、その手水舎はツアー客のような大人数で使うところのようで、八足門の近くにも手水舎はありました。
そちらを案内する予定だったようです。
思い込みで勝手に行動してはいけない、という見本のような方々でした。
八足門の前まで来ると神職の方にバトンタッチ。
冠を被り、笏を持った本格的な方でした。
その方から輪になった白い布を受け取ります。これを首にかけて、身を清めたことにする、らしいです。名前もあったと思うけど、忘れちゃいました。
門の中に入ったら、お祓いをしてもらいます。
しっかりと祝詞を聞いたのは初めてなんですが、歌みたいで凄かったです。
抑揚というか、発声というか、普通の声とは違って厳かな気分になれました。
お祓いのあとは、出雲大社のお話しとか、大国主命のお話しとかを聞きます。
あまり事前学習をしていなかったので、興味深い内容でしたね。
最後に頂いたお土産は、遷宮で取り外した檜皮です。
この檜皮が何重にも重なって屋根になっているっていうんですから、すごいですよね。
これでツアーは終了。
解散しておしまいでした。
3000円でこの内容なら大満足です。
出雲大社に行くという人がいれば、ぜひオススメしたい内容でした。
行って損はないですよ!
そのあとは、お守りを買ったり、御朱印を頂いてきたりしました。
私の初御朱印です。
出雲大社では4種類の御朱印を頂けるそうなので、もちろん残り二つも頂きにいきます。
西側にある神楽殿と、東側の北島国造館で2種類、計3種類です。
まずは北島国造館へ。
こちらは天神社で少名毘古那神をお祀りしてます。お社が池の真ん中、滝もあってすごく涼し気でした。
続いて神楽殿へ。
大きなしめ縄で有名なところですね。
出雲大社でのミッションは完了。
満足して神門通りの散策へ。
出雲はぜんざい有名らしいです。
今回は「出雲ぜんざい学会一号店」へ行ってみました。
正直なところ、ぜんざいの味の差は分からないのでどこで食べても美味しいです。
店内は10人くらいしか入れないお店なので、すぐに込み合っちゃう感じでしたね。
なお、店内では謎の「ぜんざいの歌」が流れています……ちょっと中毒性のある歌ですので、よかったら聞いてみてください(笑)
お土産物屋を回って満足したら、出雲駅に戻ります。
駅へのバスは30分に1本くらいしかないので、あらかじめバス時間は確認したほうがいいですね。
無事バスに乗り、バスの中で荷物の整理をしていたら問題発生。
大事なものが見当たらないことに気付きました。
コインロッカーのカギがない!!!
ひっくり返す勢いでカバンのアチコチを探し、服のポケットを逆さまにしても鍵は出てこない。
コインロッカーでカギをかけたところまでは覚えている……だけど、その後どこにしまった?
一生懸命思い出そうとはするのですが、鍵をどうしたのか、まったくもって思い出せません…
旅先で、コインロッカーのカギがない! をよくやるので、カバンに括り付けるストラップのようなものを持っているんですが、何故か今回は忘れてきたんですよね…
使わない時には持っているくせに、何故必要な時に持っていないのか。
自分自身にがっかりですよ……
旅の最後に半泣きになりながら、バスに揺られて出雲駅に到着です。
コインロッカーに向かうと、私たちの荷物が入っているロッカーの扉に張り紙がしてありました。
置き忘れのカギを預かっているので管理事務所まで電話を、という内容です。
よかったぁぁぁぁぁ!!!!!!
本当に良かった!
扉開けて荷物盗まれているかも……と不安になっていたので、無事であることに心底安心しました。
鍵を届けてくださった方、本当にありがとうございます!!
張り紙の番号に電話をすると、すぐに鍵を届けてくれました。
どうやら、コインロッカー内の両替機の上に置き忘れてしまったようです。
鍵はすぐに受け取ることができたんですけど、特に確認のようなことはされませんでした。
(身分証明書の確認とか、ロッカーの中の確認とか)
私が言うのもなんですが、確認せずに渡しちゃっていいんでしょうか……
出雲駅は松江駅に比べて、寂しい感じです。
あまりお店もないので、ここでお土産を買うとかは難しいかも。
駅弁が欲しかったけど売ってなかったし。
旅行最後の食事にしては面白みが欠けますが、食料はセブンで買い込むことに。